妻がボランティアでミャンマーの子供達に日本語を教えている。その子らが家に遊びにきた。その内の1人の女の子が壁に飾ってある僕の絵を見て「これくらいなら私にも描ける」と言ったそうだ。聞けば絵が苦手で、みんなとは一緒に描かないという。比較されるのが辛いのだろう。大丈夫。周りなんか気にしないで好きに描けばいいのです。

そういえば、これくらいなら私にも書けると思ったわけではないが、井川博年さんの詩を読んで急に電車内で文章が書きたくなり書いたのが前回のブログ「夏休みの夫婦旅行」です。

詩集「幸福」の帯をみると井川さんの詩は「一貫して(情けない詩)をかこうとつとめてきた」という自負の中から生まれたものらしい。ああ。だから好きなんだなあ。何度も読むんだなあ。その度、情けない絵でいいんだと慰めを受けます。しかし、それと同時に知らず知らずに立派な絵(作品)にしようとしてしまう自分がいることを見い出します。これまた情けない事ですが。

個展に出品する準備の時にこの情けない心持ちに支配されると情けない展示になります。

「これなら私にも描ける、情けない絵」の展示に向けて準備中です。

9月の京都「フク和ウチ」えをかくせいかつー近すぎて何も見えない  は間もなく開かれます。