自家製絵本を作るのは面白い。「おおぞらのこころ」は、白い飛行機の影が油絵で描いた絵の上から現れて最後はページ下に消えていく。ページごとに好きな八木重吉の詩を添えた。

写真は、この本のポスターである。本の表紙を作ろうと手近にある紙(会期の過ぎた展覧会のポスターの裏)にクレヨンで描き始めたら、いつの間にか表紙ではなくポスターになってしまった。本来の目的(表紙)から外れたとこで何のためらいもなく気に入ったものができると神さまからのプレゼントのようで幸せな気分になる。
おおぞらのこころ