どこにでも生えていて、だからお金を出して買い求めることもない、取るに足りない草花を雑草というらしい。
しかしひとつひとつの雑草にはちゃんと名前が付いている。
名前を知ると「へぇー」と感心することがある。
玄関脇の小さいピンクの花。道端でもよく見かけるが名前がわからなかった。
その名前がわかった。「夕化粧」というではないか。どうりで艶っぽいピンク色だ。
早速手折り自作の陶人形に挿す。
取るに足りない者だからこそ引き上げてくださる神さまに思いを馳せながら。
“また、この世の取るに足りない者や見下されている者を、神は選ばれました。すなわち、有るものをない者のようにするため、無に等しいものを選ばれたのです。”
コリント人への手紙 第一 1章28節
聖書 新改訳©2003新日本聖書刊行会